ワーキングホリデーとは
2018年現在、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は「19ヶ国」
それぞれの国で、仕事・学習・旅行など、日本と同じ様に「自由に自分の人生を選択できる」環境で海外生活することができる、素晴らしい制度です!
制度の基本情報
【申請時の年齢】18才~30才
【渡航時の年齢】18才~31才
【渡航期間】基本的に1年間(延長可能or2年の国もある)
【取得】1ヶ国につき1度だけの取得が可能。
【渡航できる国】19ヶ国
英語 (5ヶ国) | オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド |
フランス語 (1ヶ国) | フランス |
ドイツ語 (2ヶ国) | ドイツ、オーストリア |
スペイン語 (2ヶ国) | スペイン、アルゼンチン |
スロバキア語 (1ヶ国) | スロバキア |
デンマーク語 (1ヶ国) | デンマーク |
ノルウェー語 (1ヶ国) | ノルウェー |
ハンガリー語 (1ヶ国) | ハンガリー |
ポーランド語 (1ヶ国) | ポーランド |
ポルトガル語 (1ヶ国) | ポルトガル |
韓国語 (1ヶ国) | 韓国 |
中国語 (2ヶ国) | 台湾(北京語)、香港(広東語) |
ワーキングホリデーのメリット
・ワーキングホリデーの一番の魅力は、「自由度」です。
日本と同じ様に、仕事・学習・旅行など自由に自分の人生を選択できます。
・特に、仕事ができる、と言うのは非常に大きなメリットです。
収入の中で生活できる=日本から持参するお金を大きく軽減できます。
・このビザは、海外で就職できます。
アルバイト感覚で1日4時間ほど働くこともはもちろん、日本と同じように9時~17時で働くこともできます。海外ではアルバイト、正社員の様な分け方ではなく、パートタイム、フルタイムで分けられます。
ある程度長期間働けるので、大きな仕事を任されたり、中・長期的なプロジェクトに携わることも可能です。
ワーキングホリデーの注意点
・ネイティブや他国の留学生と比較されますので、自己認識(アピールポイントの整理)が必要。
・医療従事者、弁護士など就けない職業もある。
・自由度が高い分、何となく楽しんだ1年…になってしまう場合も。
※一部の企業で、ワーキングホリデーと言う言葉だけで、「海外で遊んできた」と言う認識を持たれてしまう事例もあります。就職、転職時は、留学種類名ではなく体験談(得たこと、学び)を中心に伝えるのも良い方法です。
現地での仕事について
ワーキングホリデーは、現地人と同じ様に仕事に就けるビザです。
代表的な職業には、ウェイター・ウェイトレス、キッチンハンド、販売員、営業、専門職があります。
外国語レベルごとの就きやすい仕事は、
◆初級(旅行会話程度)
キッチン、季節就労(リゾートバイト、肉体労働)など
◆初級上(聞き取りがギリギリ)
日本食レストランのホールなど
◆中級(日常生活に大きな支障なし)
現地レストランのホール、ツアーガイドなど
◆中級上(日常生活に支障なし)
ショップの販売員、カフェ
◆上級(外国人と交渉)
ほぼすべての仕事
収入と支出
◆収入
国や職種によって大きく変わりますので、参考程度ですが、
フルタイム(1日7時間、週5日)で、月18万円程度
※アジア圏は月6万円程度
◆支出
国や生活スタイルによって大きく変わりますので、参考程度ですが、
月13万円程度(賃料6万円、食費4万円、雑費2万円
※アジア圏は8万円程度
約8割の方が、収入内で生計を立てています。
都市(物価)や仕事内容によりますが、少なくとも支出の8割は収入で賄うことが可能です。
中には毎月10万円ほどの貯金をする方もいらっしゃいます。
初期費用
ワーキングホリデーの費用は、
①語学学校の授業料②滞在費③渡航準備費④当面の生活費、から成ります。
①語学学校の授業料 目安:40万円
アジア圏を除く各国の授業料の相場は、朝9時~15時のレッスンで14万円/月です。
②滞在費 目安:10万円
銀行口座開設や納税者番号取得など渡航初期手続きの為、ホームステイ(食事付)をした場合、相場は11万円/月です。
③渡航準備費 目安:20万~25万円
・航空券/片道チケット4万円~9万円
・留学保険/1年間8万円~25万円
・ビザ発給料金/0万円~4万円
・会話レッスン/0万円~10万円
④当面の生活費 目安:約30万円
到着後2.5ヶ月分の生活費は持参した方が安心できます。
上記を合算した平均的なワーキングホリデーの予算は、
【個人手配】72万円 +当面の生活費30万円
【留学エージェント手配】101万円 +当面の生活費30万円
になります。
次回は、「ワーキングホリデーについて 2話/全3話(語学学校、滞在先など)」です。
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