留学中には外国人の友達を!

留学中に日本人とばかり仲良くなり、外国人の友達がなかなかできなかった、という話をよく聞きます。
せっかく海外に出るのであれば、できれば日本人以外の友達が欲しいですよね。
そんな「外国人の友達を作るコツ」についてお話していきます。

ただ、「海外で出会う日本人」も捨てたもんじゃありません。
住みやすく、居心地がよく、友達も家族も居る、言葉も不自由なく、仕事も簡単に探せる、 そんな不自由なく生きていける国を離れて、あえて不自由な国でチャレンジしたい!と海外へ出てきた日本人なので、面白い人が多いです♪

「得る」ために「与える」を実践する

留学希望者2000人へのアンケートで「留学でどんなことをしてみたいですか?」と聞いたところ、
・語学力を身に付けたい
・日本ではできない面白い体験をしたい
・技術、スキルを身に付けたい
・就職に活かせるTOEICなどのスコアを取りたい
など、Take(得ること)にフォーカスした答えがほとんどでした。

留学で自己成長したい!と願う純粋な気持ちの表れだと思います。
ただ、Give(与えること)を意識するだけで、あなたの留学はもっと「実りあるもの」に変わるはずです。

日本の事を伝えてみよう

人は、自分が持っていないものを与えてくれた人を尊敬する傾向があり、人間関係を築くきっかけになる、と言われています。

与えると言っても、「モノ」を与えるのではなく、あなたが与えるのは「日本の情報(文化やスポーツ、観光地や食事など)」です。

世界観光機関が発表する「世界観光ランキング(2016年)」では、日本への外国人旅行者数は2400万人。
世界各国で日本食レストランが流行り、128ヶ国で400万人が日本語を学び、日本のアニメは世界中で大絶賛、と多くの外国人が日本に興味を持っています。

自分がよく知る「日本のこと」を伝えるだけで、外国人と距離を縮め、人脈を広げれるなんて、簡単でチャレンジしやすいですよね。

意外と知らない日本のこと

私自身、海外に住んでいた数年の間に、外国人から日本のことを聞かれたことが何度もあります。
日本食や観光地など簡単に答えられる質問だけではなく、戦争のこと、禅の精神、宗教のことなど、答えに詰まるものも多くありました。

当時、外国人から「アキヒトは日本人から見てどんな存在なの?」みたいな質問をされましたが、当時の私は「アキヒト?誰?サッカー選手?」みたいな反応しかできず、「I don’t know」と返答。すかさず「Are you Japanese?」と言われたのを鮮明に覚えています。
日本人としての存在すら否定されたような、複雑な心境でした。

他に、よく聞かれたのが、KIMONO、SAKE、SUSHI、の3つでした。
今の時代、言葉の意味(簡単な説明)を知っている外国人は多いですので、それにまつわる小ネタくらいは話せるようになっていた方が良いと思います。

あなたは海外と日本をつなぐ親善大使

一昔前なら「留学に行ってきました」だけで、もてはやされることもありましたが、今では周りに必ず一人は居る「留学経験者」。人それぞれ経験したことは違えど、多くの人が「Take」(得たもの)をアピールしているのが特徴的です。

私は留学希望者の方に必ず伝えている事があります。それは
日本の事を知る(勉強する、体得する)留学準備を必ずして下さい。
です。

例えば、日本の歴史のマンガを読む、外国の食材で作れる日本食を研究、華道や茶道、書道など体験レッスン、などです。

日本の文化を通し、日本のことを改めて深く理解する準備活動は、きっと現地に行ったときに役立ちます。
また、日本と外国の違い(ダイバーシティー)を考える上でも非常に有効的です。

このブログをお読みいただいている方にもぜひ実践してほしい留学準備です!

まとめ

日本のことを外国人に伝えることで、外国人との会話のネタに困らず、関係性も築きやすくなります。
出発前には、語学の準備だけではなく、日本の文化を理解するための勉強もして、留学に備えてください。
日本の良さを改めて知ることができ、海外に出た時にも必ず役立ちます♪

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